オークランドでジムに行くならCityFitnessがコスパ最高
正直に言ってしまえば、オークランドという街はだいぶ退屈です(※個人の感想です)
観光スポットはそんなに無いし、歩いているだけで楽しくなるような歴史ある街並みでもないですし、日本人からしたら物価が高いので毎日カフェに行ってもいられません(※個人の感想です)
学校や仕事が終わって、外はまだ明るいけど、そこまで遠出はできない……そんなときの娯楽が本当に少ないと思います(※個人の感想です)
じゃあ、何をするかって……?筋トレです。筋肉はすべてを解決します(※周知の事実です!!)
ということで、今回はオークランド市内にあるジムについてのお話です。
オークランド市内の主要なジム
CBDエリアで店舗展開されているジムは、主に下記の4つです。
- AnytimeFitness
- CityFitness
- LesMills
- Jetts
それぞれ簡単に比較してみます。
AnytimeFitness
日本でもおなじみの、24時間営業のジムです。深夜や早朝にも行けるのがメリット。
CBD内には2店舗、他にはPonsonbyやNewmarketにも店舗がありますが、料金は店舗ごとに設定されていて、おそらくですが会員登録したジムにしか行けません。
CBD内のWyndham St.店での会費は、週$27です。1年契約だと$22/週になります。
Weekly・Fortnightly(2週間)・Monthlyにプランが分かれていますが、どれを選んでも1日あたりの料金はなぜかほとんど変わりません。
どのプランでも、登録料として$99、入場用のキータグ料金として$49かかります。
日本のAnytimeと比べると少し高いですが、物価を考えると妥当な値段でしょうか。
CityFitness
オークランド、ウェリントン、クライストチャーチなど、主要な都市に固まって店舗があり、こちらも24時間営業です。
CBD内には2店舗、どちらも主要な通り沿いにあり、アクセスが良いです。
料金は全店舗一律で、1年プランならなんと入会費無しで$6.99/週という爆安さです。
1年縛りが無いプランでも$13.99/週で、しかも1人自由に連れていけるので、家族や有人と折半すれば1人あたり約$7/週になります。入会費は$49かかりますが、大容量のイケてる真っ赤なボストンバッグがタダでもらえるので、実質タダみたいなものです。
オークランドでは、このバッグを下げている人を1日に10人は見ると思います。
LesMills
オシャレジム感が全面に出ていて、実際、店舗の見た目もオシャレです。CBDには2店舗あります。
スタジオトレーニングが充実しているので、有酸素運動をメインに考えたい場合は最適かもしれません。
24時間営業ではありませんが、早朝から夜遅くまで開いているので、普通に使う分には困らないでしょう。
どの店舗にも行けるプランと、登録した店舗にしか行けないプランに分かれていますが、料金はそんなに変わりません。
1年契約の基本プランは$31/週ですが、学生割引などがあります。契約期間が無いプランは$35.5/週+入会費$29です。
週の料金は一番高いですが、CityFitnessと同じく1人同伴可能です。
Jetts
CBDには1店舗しかありませんが、ここも安さがウリの24時間ジムです。
登録店舗にのみ行けるプランだと、1年契約で$12.99、期間縛り無しで$15.99です。全店舗に行けるプランは$2プラスです。
知り合いを無料で連れて行くことはできませんが、紹介特典があるようです。
FAQSにはキータグ料金と入会費がかかると書かれていますが、ついさっき見たところキータグに$10、入会費は無料でした。
ぼくらはどのジムに入会したか
勘のいい皆々様ならすでにお気づきかと思いますが、貧乏学生にとって値段以外の要素は塵芥に等しいです。
ということで、CityFitness一択です。
特に、ぼくらは滞在期間が9ヶ月(1年未満)であること、夫婦なので2人で通うことの2点を加味すると、1年縛りが無く、かつ1人誰でも同行可能なCityFitnessのBLACK MEMBERSHIP($14.99/week)が最適でした。
CBDの中心部にあり、学校の帰りにアクセスしやすいのも決め手の一つです。
実際、ぼくらの学校の生徒もよく2人1組でジムに行っているのを見かけます。
支払いは口座引き落としのみなので、銀行口座がないと入会できない点に注意しましょう。
入会は、ウェブで情報を登録したら、店舗の受付で簡単な説明と顔写真の撮影、キータグの受領を行って完了です。入会金は口座から引き落とされます。
またその際に、例のイケてる赤いバッグを渡されますが、無料であることを知らなかったぼくらは、その場でお断りしてしまいました。
受付のお兄さんの「え?いらない人おるのか……」みたいな顔が印象的でした。
登録者は1回だけトレーナーのカウンセリングを受けることができて、そのときにトレーニングメニューや器具の使い方のレクチャーを受けられます。
登録者は嫁ちゃんなのでぼくは受けてないのですが、その際に個人的にパーソナルトレーニングの営業も受けたそうです。こちらではジムのスタッフが個々人でパーソナルトレーニングの営業をするのが普通のことなのかもしれません。
CityFitness Queen St.店の様子
ぼくらがよく行っている、CityFitnessのQueen St.店の中の様子を、写真でお伝えします。
商業施設の3階・4階の全フロアがジムになっています。
入り口のゲートは、入会時に渡されるキータグをかざすことで入れます。
同行者がいるときは、この手前にパソコンが置いてあり、毎回同行者の情報を登録する必要がありますが、慣れれば30秒で完了するのでそこまで手間ではありません。
ロッカーには鍵がないので、貴重品を持たないか、または鍵を持参する必要があります。もし持っていなければ、トラベルショップやKathmandu、Macpacなどのアウトドアブランドショップで探すと見つかります。
入り口のフロア(3階)にはストレッチエリアとありえないくらい大量の有酸素のマシンがあります。また、基本的なウェイトマシンと、小さいフリーウェイトエリアもあります。
ボートやカヤックのトレーニングマシンがあるのが興味深いです。
他のジムにもあるのかは分かりませんが、ニュージーランドはボート競技が盛んなので、こういったマシンも充実しているのでしょう。
また、もう一つ日本ではあまり見かけないマシンとして、階段をのぼるマシン(下りエスカレーターを逆走するやつ)があります。
一度だけやってみましたが、想像通り、シンプルにキツいです。有酸素運動でありながら、脚力も鍛えられます。
小さなフリーウェイトのエリアはこの奥(左の写真の左奥)にあって、後述する上の階のフリーウェイトエリアよりすいていることが多いです。
ストレッチエリアも広いです。懸垂などができるぶら下がり器も置いてあります。
ストレッチポールも十分な数が用意されています。
日本人の性として、こうしたマットの上ではつい靴を脱いでしまうのですが、こちらでは脱がずに使っている人がほとんどです。シンプルに靴を履いたままだとストレッチしづらくない……?
4階はウェイトのマシンとフリーウェイトのエリアがほとんどを占めていますが、縄跳びやバランスボールを使えるエクササイズスペースも用意されています。
3階よりも人が多く、特にフリーウェイトのベンチはたいてい空きが無いです。
平日の昼過ぎまでに行くか、休日に行くと空いていますが、夕方3時くらいからは、3階のフリーウェイトのエリアでも埋まってしまうことが多いです。
CityFitnessのメリット・デメリット
メリットはとにかく安いことです。2人で利用すれば週$7、月に$30は、日本のジムでもあり得ない破格さでしょう。
CBDにはQueen St.とKarangahape Rd.という2つの主要な通り沿いにあるのでアクセスも抜群です。
デメリットは、安い故に常に人が多く、使いたいマシンが使えないことがある、ということと、ウェイトマシンの質がイマイチだということです。
ぼくらはそこまで筋トレに精通しているわけではありませんが、それでもこのジムに置いてあるSTAR TREKのマシンは、日本のGOLD GYMで使っていたマシンに比べると調整箇所が少なく、体格に合わないことがあり使いづらさを感じました。
特に小柄な日本人女性にとっては、脚のマシンなどはどう考えても大きすぎることがあるようです。嫁ちゃんいわく「足が短すぎるので使いにくい」とのこと。
動きもどことなくガタつき、ぎこちなさを感じます。
ぼくらは最終的に、マシントレーニングを諦めて、フリーウェイトでのトレーニングに移行しました。
ニュージーランドでも快適な筋肉ライフを!
簡単にではありますが、オークランドにあるジムについてまとめてみました。
筋肉は、留学やワーキングホリデーにおいても心強い味方になってくれます。世界中どこにいても、筋肉はすべてを解決するのです。
ぜひこの記事を参考にして、あなたにピッタリのジム(と書いて「ソリューション」と読む)を見つけてもらえれば幸いです。
そういえば、泳ぐのが好きな人には、Tepid Bathsという市民プールがあります。
ジムは$21/週でGoogleの口コミもそんなに良くなかったので紹介しなかったのですが、プールは1回$8.5(10枚綴りの回数券だと$7.65)と良心的な価格なので、こちらも興味があればぜひ。