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夫婦でニュージーランドに語学留学中 留学やワーホリ、海外生活についてをゆるふわに書いていく所存

ニュージーランドでシェアフラットを探すときの頻出英語と家主へのメッセージサンプル

3週間滞在したホステルのEnsuiteルーム。Ensuiteが分からない人はぜひこの記事を最後まで読んでね(Haka Lodge Auckland City・2023-08-25)

英語がまだ未熟な人にとって、留学・ワーホリの序盤の強敵は「家探し」であることは疑いようがないと思います。

学校や仕事が終わって、物件を探すぞと意気込んでウェブサイトを見てみるも、見慣れぬ英語の上を滑っていく視線、気がつけばウトウト……。

条件の良い物件を見つけて、家主にメッセージを送ろうにも、Google翻訳とメッセージ画面を行ったり来たりで気づけば連絡なんてできない時間帯になってしまい、また明日を繰り返す日々……。

今日は、上記のような経験をしっかり経て身につけた、物件探しの頻出英語と、ぼくらが実際に送信していたメッセージのサンプルを紹介しようと思いますので、これから海外で、特にシェアハウス・シェアルーム・シェアフラットを探す人はぜひ参考にしてもらえたら幸いです。

また、ぼくらがニュージーランドでフラット探しをした経験から得た、フラット探しの注意点とコツを以下の記事にまとめていますので、興味があればあわせて読んでみてください。

実際にぼくらがフラット探しに利用したウェブサイト

Trade Me - Flatmates wanted

ニュージーランド最大級のマーケットサイト、Trade Meです。

フラットメイトだけでなく、仕事の募集や、車、家といった資産から美術品、ちょっとした雑貨に至るまで、ありとあらゆるモノやサービスの売買が行われています。

掲載数や更新頻度が高く、細かい条件の検索もできるので非常に便利なのですが、記載の内容は当然すべて英語です。

今回紹介する英語も、基本的にはこのサイトで多く見かける表現に準拠しています。

NZdaisuki.com -  フラット

ニュージーランドに住む日本人たちが交流している掲示板サイトです。

主に日本人が住んでいるフラットのフラットメイト募集が掲載されています。
内容はほとんど日本語で、フラットメイトも日本人が多いですが、ときどき英語の投稿や、日本語が多少わかるアジア圏の外国人の投稿も見かけます。

日本人はきれい好きで問題を起こさない人が多いため、一部のハウスオーナーは好んで日本人をフラットメイトとして募集する傾向にあったりもします。

日本語の説明の中にも、英語表現をもとにした見慣れない記載が出てくることがありますので、もしこのサイトでフラット探しをする予定の人でも、下で紹介する英語は参考になると思いますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

フラット探しの頻出英語

部屋に関する表現

flat

"apartment" を意味するイギリス英語です。
本来 "apartment" は、日本で言う「マンション」も含んだ集合住宅全般を指しますが、たとえ一戸建ての家でも、他人同士でシェアして暮らしている家・部屋は "flat" と呼ぶことが多いです。
※ちなみに "mansion" は、個人で所有する大豪邸を表します

● bedroom

寝室 = 個人の部屋のことです。
たいていは1つのベッドルームをプライベートな空間として1人またはカップル2人で利用しますが、まれにバックパッカーやホステルのように1つの部屋を2,3人でシェアしている物件もあります。

● bathroom

洗面台、トイレ、シャワーのある部屋です。
基本的に1つのバスルームを複数人でシェアして利用するので、ベッドルームの数と比べてあまりに少ない場合は、生活に支障が出ることが予想されます。
住人4人につき1つあればそこまで不便は生じない印象です。
また、中にはシャワーのあるバスルームのほかに、シャワーのないバスルームを備えた物件もあります。

ちなみにアメリカ・イギリスどちらの英語も、家にある浴室・トイレは "bathroom" ですが、アメリカ英語では公衆のトイレを "restroom" と呼ぶのに対し、イギリス英語では同じく "bathroom" か、普通に "toilet" と言ったりします。カナダでは "washroom" という表現もあるようです。
ニュージーランドでは、"whare paku"(マオリ語でトイレの意)と書かれていたりもしますね。

● ensuite

ベッドルームにバスルームが併設されている場合、その部屋は "Ensuite room" と表現されます。
ホステルにもこうした部屋があり、プライベートバスルームがついています。
トイレもシャワーも自由に使えますが、フラットでもホステルでも当然、お値段は普通の部屋に比べて割高になります。

この単語で検索すると、カタカナで「ンスウィート」と表記されたページがたくさん出てきますが、この単語はフランス語が元になっていて、英語での発音もフランス語に習って以下のように、オとアの中間の音(アメリカは「ア」寄り、イギリスは「オ」寄り)で発音します。

How to pronounce en suite
 UK/ˌɒn ˈswiːt/
 US/ˌɑːn ˈswiːt/
https://dictionary.cambridge.org/pronunciation/english/en-suite

● furnish

多くの物件は家具付きで、"furnished room" や "Fully furnished" などと表現されていれば、少なくともベッドとカーテン、クローゼットや棚くらいは備えられています。
机やサイドボード、テレビなどもついているかは物件によります。
また、ベッドとマットレスはあるけどそれ以外の寝具(bedding)は無い家もありますので、自分の枕やシーツ、毛布などを持っていない人は、"except" や "you only need" のような表現に注意しましょう。
逆に "unfurnished" と書かれていたら、家具は無い空っぽの部屋だということです。

● tall boy

急に家具の説明に出てきますが、背の高いイケメンが部屋にいるわけではありません。
4つ足で幅が狭く背が高い箪笥(タンス)をこう呼ぶみたいです。

料金や契約に関する表現

● rent

家賃のことです。
ほとんどは週払いで「$○○○ pw」や「$○○○/week」と記載されています(pw = per week)
後述する追加料金が含まれていたり(include)、含まれていなかったり(exclude)します。

● bond

敷金のことです。
たいていは家賃(レント)の2~4倍の値段に設定されています。
退去時に部屋に目立つ汚れや破損がなければ返金(refund)されるのが基本ですが、当たり前すぎるからか、説明には書いていないフラットが多いです。
記載があってもなくても、入居前にボンドは退去時返却されるのか、家主に確認しておくのがいいでしょう。

● additional costs / extra costs

家賃とは別に発生する週払いの料金のことで、電気・ガス・水道とインターネット料金がだいたいこれにあたります。
週で定額の場合もあれば、請求額を毎月人数で割って支払うパターンもあります。

"all included in the rent" や "none" みたいに書かれていれば、少なくとも光熱費などに関する料金は家賃に全額含まれていることになりますが、トイレットペーパーや洗剤といった共有の消耗品はまた別で、説明には記載されていないこともありますので、よく確認しましょう。

● bills

もともとは「請求書」とか「紙幣」といった意味の英単語ですが、フラット探しで見かけるときはおおむね水道代や光熱費、インターネット料金といった生活で発生する各種料金を意味します。

 

● utilities / power / water / expenses など

光熱費、水道代、インターネット料金などはいろいろな書かれ方をしています。
"power" は光熱(電気とガス)、"water" は水道のことですが、後ろに「bill」と付いていても付いていなくても、費用を表していることが多いです。
"utilities" や "expenses" は、光熱費と水道代、さらにインターネット料金(internet, Wi-Fi, broadband, Fiber など、これも書かれ方は様々……)もあわせたインフラ費用全般を指し示すことがほとんどですが、共有生活消耗品まで含むかどうかはさすがに曖昧です。
このへんの料金の書かれ方は、物件によって様々なパターンがあるので、少しでも不明瞭な点があれば、必ず内見時に確認を取りましょう。

● move-in cost / moving fee など

決まった呼び方はないですが、"move-in cost" が一般的でしょうか。
入居時にかかる費用の総額を指すことが多いです。
たいていは初週の家賃(1w rent)、敷金(bond)、礼金(advance rent)の合計額が入居費用になります。
礼金(advance rent)は、初週の家賃とは別に、追加で1週間分の家賃を請求されるパターンが一般的で、当然返金はされません。

● Tenancy Agreement

賃貸借契約書のことです。
料金のことやハウスルール、入居に関することが記載された契約書で、紙またはPDFで家主に発行してもらいましょう。
家主によっては契約書やそれに準ずる書類がないまま入居契約を結ぼうとしてくることもあるそうですが、そういった場合は要求するか自身で作成した上で署名を求めましょう。
記録として残らないかたちの契約は容易にトラブルの種となります。

● minimum stay

最低滞在期間のことです。
物件によっては1ヶ月だったり3ヶ月だったり6ヶ月だったり、または設定されていなかったりと様々ですが、入居からこの期間中は原則退去できません(退去する場合は敷金 "bond" が返ってきません)

● notice

退去前通知のことで、多くの場合は「退去の何週間前までに通知する必要があるか」という文脈で用いられます。
ボンドの金額(何週間分か)と対応していることが多いですが、必ずしもそうではないのでご注意ください。

人に関する表現

● flatmate

同じフラットでともに暮らす住人のことです。
ときどき "mate" とだけ書かれていることがあります。"mate" はオーストラリアやニュージーランドでは "friend" を意味する言葉でもあります。

また、現在の住人は "current flatmates" や "existing flatmates"、こんな人を歓迎します、という意味合いの「フラットメイトの募集要件」は "ideal flatmate" や "ideally" という表現で詳細が書かれていることもあります。

● tidy

"ideal flatmate" でよく見かける表現で「きちんとした」「きれい好きな」「几帳面な」を意味する言葉です。
すなわち「だらしなくない人」ということで、本質的には大した意味はありません。
アルバイトの募集で見かける「やる気のある人」みたいなものです。

● on time

おそらく "pay" や "rent" といった言葉と並んで見ることが多いと思います。
「予定通り」を意味する言葉で、要するに「家賃を滞納しない人」という意味合いで、最低限の要件ですので本質的には大した意味はありません。
アルバイトの募集で見かける「責任感を持って仕事に取り組める人」みたいなものです。

● professional

社会人のことですが、おそらく「働いている人」というニュアンスでしょうか。
学生を歓迎していないフラットもあり、そういったところは "ideal flatmate" の項目に "professional" と書かれていても "student" という記載は無いです。
アルバイトの募集で見かける「女性歓迎」みたいなものです。
学生でもパートタイムジョブで収入があれば問題は無いかもしれませんが、ぼくらはこういったところには応募しなかったので分からないです。

party people

こちらでは騒がしい人や家のことを "party people" や "party house (room)"と表現することがあります。
たいてい、お断りの要件として " No party" のように書かれていますが、パーティハウスじゃないからといって、一切交流がない静まり返った家、という意味ではないのでご安心ください。
逆に、毎日パーティ(どんちゃん騒ぎ)がしたい方はパーティハウスを選びましょう。パーティハウスを名乗っている物件は、ぼくは今のところ見たことはありませんが。

● landlord, (house)owner

家主のことです。
一緒に住んでいる場合もあれば、会社や個人が事業としてフラット貸しをしていて一緒には住んでいない場合もあります。
ファミリーの家の一室を借りる、とかでなければ、家主は同居していないことが多いと思われます。

その他の表現

● parking

駐車場のある物件も数多くありますが、駐車場は大別して2種類あります。

ひとつは "off-street parking" で、これは家の敷地内の道路(driveway)や駐車スペース(garage, carport, spot)を意味します。

もうひとつは"on-street parking" で、家の前や近くの、道路脇の駐車スペースに駐車することを意味します。
普通に停められるところに停めちゃう(つまりは路駐)こともあれば、"permit parking" といって、近隣住民だけが得られる許可証をダッシュボードや窓ガラスに置くことで停められるタイプの路上駐車スペースもあります。

ぼくらは車を所有しておらず重視していなかった項目なので正直詳しくないです。内見時に駐車スペースも見せてもらうようにするのが良いでしょう。

● available

これだけ書かれている場合は「入居可能」の意味合いで、"available now"(即日入居可)や "available on 日付" のかたちで入居可能日を判断できます。
それ以外にも駐車場が使えるよ、とかテレビでネトフリが見れるよ、といったような「可能」の意味合いで目にする機会も多いです。

● text / message

SMSで連絡してね、という意味合いで使われています。
Trade Meでこうした記載がある場合は、説明文か、投稿者情報のところに電話番号があるので、サイトのメッセージ機能を介さず、直接電話番号宛にSMSを送るようにしましょう。

● inspection / viewing

内見のことを "inspection" と言いますが、単純に "room viewing" と言ったり "have a look" と言ったりもします。
内見は家主や、家主から管理を依頼されている現フラットメイトが案内してくれますので、メッセージで都合の良い時間を決めます。
自分だけの場合もあれば、複数人が一度に案内されるパターンもあります。

● short term / long term

短期間の入居を募集しているか、長期間の入居を募集しているか、です。
"short term" はだいたい3ヶ月未満、"long term" はそれよりも長い期間を表していることが多いです。
物件によっては、元の住人が不在の特定の期間のみ募集しているものもあったり、また逆に1年以上の長期入居者を優先的に探していたりなど様々ですので、自身の都合にあわせて確認しておくのが良いでしょう。

内見希望のメッセージと内見時の質問テンプレート

気に入った物件が見つかったらメッセージを送ります。
ビジネスメールほどかしこまる必要は無いと思いますが、あまりラフな表現は控えましょう。

ぼくらは最初のメッセージには以下の内容を入れて送信していました。

  • 名前、職業、ビザの種類と有効期限
  • 2人での入居希望
  • 何を見てメッセージしたか
  • 入居可能日とだいたいの滞在期間
  • 内見希望と都合の良い日時

自分の情報をどこまで最初のメッセージで開示するかは難しいところですが、ぼくは多少メッセージが長くてもどんな人間か最低限想像できる方が内見もさせてもらいやすい(入居候補者になりやすい)かなと考えて、少し多めに記載して送信していました。
また、ビザの期間はこれに限らず大事な情報なので、必ず記載しておくのが良いと思います。

また、家主によっては複数のフラットを管理していますので、どのフラットへの入居を希望しているかわかるように、Trade Meの物件URLを添えて送っていました。

以上を踏まえて、実際に送信していたメッセージは以下のとおりです。

家主へ最初に送るメッセージ例文

Hello [相手の名前], my name is [自分の名前].
I'm looking for a flat that my wife, [妻の名前], and I can move into.
I'm contacting you after visiting the website below.
[Trade MeのURL]

If the room is still available, could we have a look at the room?
We would appreciate it if you could let us know some suitable dates.
We are available after 3 pm on weekdays and all day on weekends.

Let me share a bit about us:

- Students at [学校名] since [日付]
- Japanese married couple, aged [年齢]
- Staying on [ビザの種類] expiring on [ビザの失効日]
- Planning to live [希望滞在期間、またはlong termなど] and to move on [入居希望日]
- Not good at English yet, but do our best in communication

I look forward to hearing from you.
Thank you.

赤字の部分は、自身の状況に応じて調整してください。

相手の名前は、電話番号とともに記載されてれば書いておくのがフレンドリーでいいと思います。

滞在期間の項目は「until 日付」やだいたいの期間でいいので、ミニマムより長く住む意志があることを示しておけば問題はないでしょう、

また、ぼくらは英語がそこまで得意ではないことを明記していました。
これは内見に際して「喋れんやつが来る」という心構えをしておいてもらうためでしたが、これはどちらでもいいと思います。

メッセージを送ったら、だいたい5通に1回くらいの割合で返信が来ます。
「もう貸しとるわ!」か「この日のこの時間はどう?」です。
後者が来たら、こんな感じでメールを返して、内見に臨みましょう。

Hello, [相手の名前]. Thank you for your return.

It's OK. I would like to visit at [時間] on [日付].
Could you tell me the address?
I'm looking forward to seeing you.

住所は、もう分かっているなら聞く必要はないですが、集合住宅の場合は部屋番号までは明かされていないこともあるので、だいたいこのタイミングで確認することになると思います。

内見時の質問テンプレート

ついに内見の日が来ました。
あまりに不潔な身なりでなければ、服装も髪型も気にする必要はありません。

家の人に出会ったら、笑顔で挨拶をしましょう。
ナイストゥーミーチュー。アイムダレダレ。おっと先に How are you? がとんできた!ア、アイムグッド!

部屋を見せてもらったら、感想を口にすると良いでしょう。
場合によっては相手もまた、どんな入居者がいいかを選んでいます。せっかく招き入れるなら、無愛想な人よりは、不器用でも言葉を伝えてくれる人のほうが良いですよね。

nice, good, beautiful, spacious, cute, blight, wonderful view、なんでもいいと思います。思ったことを素直に言いましょう。
(ただしコンパクトルーム!とは言わないほうが良いでしょうが)

また、内見中に気になった点はどんどん質問したり、見せてもらったりしましょう。
お金の話などは、一通り見終わって、少しでも住む気があれば質問するのが良いと思います。
見回っている途中に「無いな」と思ったら、一通り見終わった時点で今日はありがとう!と伝えて退散すればいいと思います。

それでは、以下が質問やちょっとしたフレーズの例文です。

 

Should I take off my shoes?
靴は脱いだほうが良いですか。

ニュージーランドでは靴を脱ぐ家もあります。
必要があれば向こうから靴を脱いでねと言われると思いますが、もし玄関先に靴が置かれていたりスリッパを履いているのを見かけたりしたら聞いてみてもいいでしょう。

 

Can I turn on the ○○?
○○をつけてもいいですか。

電気やシャワーを実際に点けたり出したりしてみたいときに使います。
ほかにも、open the window とか、look inside the closet とか、なんでもCan I ~?で聞いてみましょう。

 

Is this room lockable?
この部屋は鍵がかかりますか。

部屋の扉に鍵がついているフラットもあります。
もし鍵穴やそれらしいものをドアノブに見つけたら聞いてみましょう。

 

How many keys do we get?
鍵は何本もらえますか?

単身入居の場合は聞く必要はないですが、カップルで入居する際は、2本もらえるか1本しか貰えないかは物件によるので確認しておくと良いでしょう。
仕事などで生活リズムが違うのに鍵が1本しかないと、どちらかが開けてあげたり、フラットメイトに開けてもらったりする必要があり、不便な可能性があります。

 

Are there any additional costs besides rent and bills?
レントとビル以外に追加の支払いはありますか。

例えばトイレットペーパー、食器洗剤、洗濯洗剤、ゴミ袋などです。
余裕があれば、どうやって管理しているかも確認できたら良いですね。

 

How much is the bills average?
ビルの平均額はいくらくらいですか。

光熱費や水道費が使用量を折半するタイプの場合、具体的な金額が書かれていないことがあります。
事前に支払いのイメージをつけておくためにも、平均額を聞いておくと良いでしょう。

 

How long is the minimum stay?
最低滞在期間はどのくらいですか。
Is the bond refundable?
ボンドは返金されますか。
How long do we have to give you notice before moving out?
退去時はどのくらい前に通知する必要がありますか。

物件情報に記載がなかったものは、しっかり確認しておきましょう。
特にミニマムステイは書いてないのに設定されている率が体感高いです。短期間の滞在を考えている場合は特に気をつけましょう。

 

Are there any special rules?
なにか特別な決まり事はありますか。

生活上のルールや決め事があるかを確認するときに。
特定のものについて訪ねたければ、about ~?などを付けて。
人を呼んではいけない、とか、共有部のテレビやキッチンの利用は夜間禁止、とか、洗濯機の使用は週に何回まで、とか、そんな感じのことが聞けると思います。

 

I don't have any other questions.
他に質問はないです。
Thank you for showing the room.
部屋を案内してくれてありがとうございます。

一通り見終わって、こう伝えたらお暇の合図になると思います。
当たり前ですが、ちゃんとお礼は伝えましょうね。

I would love to move in this room.
ぜひこの部屋に入居したいです。

その場で入居を希望する場合はこんな感じで伝えましょう。
would like to の表現を love に変えるだけで、丁寧なまま「したい」度合いが一段階アップします。ここぞというときに使える表現です。

 

I want to have time to decide, so I'll text later.
考える時間がほしいので、またあとで連絡します。

少し不満な点があったり、他の物件と比較したかったりで、その場で決めかねる場合は、こんな感じで返事を待ってもらいましょう(もちろん他の人で先に決まってしまう可能性も出てきます)
もう少しフォーマルな表現や「入居を希望するときは……」といった言い回しもできると思いますが、英語力の無いぼくらがすぐに絞り出せる最低限の表現はこのくらいでした。

 

Can we get a copy of the Tenancy Agreement?
契約書のコピーはいただけますか?

必ず聞きましょう。紙またはデータであげるよ、と言われれば問題なしですが、もしこう聞いてもなお発行してくれそうな雰囲気が無ければ、その家主との契約は避けたほうが無難かもしれません。

もしどうしてもその家で契約を結びたい場合は、自分で作成するのもひとつの手段ですので、このように聞いてみればいいと思います。
幸いにもぼくらは一度も言ったことがないフレーズですが、意味は通じると思います。

I would like to document the agreement. Can I draft some rules ,and could you please sign it?
契約内容を文書に残しておきたいです。私が書類を作るので、サインをいただいてもいいですか。

 

他にも様々な質問や見慣れない言葉が想定されますが、ひとまず、ぼくらが躓いたり、意味を理解するのに少し悩んだりした言葉やシチュエーションをピックアップしてみました。

もちろん、Google翻訳やDeepL、ChatGPTに最初はどんどん頼っていいと思うので、怖がらずにどんどん内見を申し込んでいきましょう。

また、家主への質問も、正しい英語で伝えようとしすぎず、間違っていてもいいのでとにかく言葉を出して伝える努力をしてみましょう。
むこうは、最初の一言二言でだいたいあなたの英語力は推し量れていると思いますので、ちゃんと耳を傾けてくれるでしょうし、そのときにちゃんと話を聞いてくれないような人とは、その時点で入居の候補から外してしまってもいいと思います。

ぼくらも当時(も今も)大した英語力は持ち合わせていませんでしたが、めちゃくちゃな文法でも相手は言いたいことを汲み取って親身に答えてくれました。

 

この記事を参考にして、あなたが素敵なフラット、フラットメイトと巡り会えることを願っています。